2007/09/24 (改) 07/11/04
ではフットスイッチに「フィンガード/フィングオンベース機能」をアサインし、弾いてみましょう。
◎ イマジン / Imagine （John Lennon） スタイル [Ballad]の ラブソング Main Ｂ, T=72
スタート前に Fingered になっていることを確認してください。前半の奇数小節は４拍目でCM7です。
８小節目の途中でフットスイッチを踏み、フィンガード・オン・ベースにします。踏むときには必ず
左手を全て離鍵し、指を残さないようにしてください。（←重要）
９小節以降は押下した最低鍵がベースルートです。なお10小節２拍目 Dm7、 ３拍目 F onCです。
11小節4拍目は C onG でベースルートをＧに保ちます。
最後の12小節目で再びフットスイッチでフィンガードに戻し、先頭から繰り返し練習してみましょう。
◆ＡＩフィンガードだったらどう弾くの？
もしSTAGEA等のＡＩフィンガードならば前半は同じでも、９小節目以降はこんな感じになるでしょうか。
【注】 Dm7 から 「F onC」 に移るときはD音を離すだけでなく、C-F を再押下しないと 「F onC」 に変わりません
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んっ？？でも何か変ですね（黄色部分）。そう、Ｆに後続する Am onE の部分が、ＡＩ規則により A onE に判定されるからです。 ここはサンドイッチ押鍵でAm onE を押さえるしかありません。（左図） |
前ページ13-6)の 図２、図３ も弾き較べてください。２ノートフィンガリングでは Em onB にしたいのに
E onB になるという同じ課題があり、その解決手段の１つがフィンガード/フィングオンベース機能です。
◎ Style [Ballad] 70's ポップバラード Main A T=82
STAGEAではこのスタイルを「カーペンターズポップ」と改名していますが、なるほど前ページの図２を
１小節１コードづつで弾くと、「イエスタデイ・ワンス・モア」ですね。 やはりスタイルはスタイルであって、
断じてSTAGEAのいう表記である「リズム」ではないと私は思います。
さてクラビやポータのスタイル演奏では通常左手ボイスを消音させる事が多いですが、ここではアカンプ
のコード１（ピアノ）をミュートして、左手ボイス（ピアノ）を使い四分音符で刻んでみても良いですね。
【注】 STAGEAはLKボイスとアカンプが常に同時発音・消音の関係なので、四分音符で弾くとスタイルが途切れます。
またメモリーONにすると、サスティンが掛かったようなLKボイスのピアノになるため、このような楽しみ方はできません。
【参考】 ２ノートフィンガリングを復習したい方は、前章の12-19) や12-20) をもう一度ご覧下さい。
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