2011/07/17
レディ マドンナ スタイルを用意しました。 パターンはMainA, B, Intro 3 の Bass,Chord1 だけです。
PK,LKメモリーON、LKボイス消音、AutoFill ONでお試し下さい。DownLoad：LdyMd.ZIP （RPPでLoad）
まず初めにフィンガードで弾いて、Bassパターン（前ページも参照）を良く聞いてください。（AutoFill =ONで）
Bar8 の４拍目でFill B を押すのが忙しいですが、今回の実験目的はベースパターンの発音ですので、お許しを。。。
次にカスタムABCで弾いてみます。PK鍵（C,D,E,F,G）の高低選択は下図に従って下さい。
通常モデルのPKには高いA鍵がないため、Bar 4,8 の3拍目のA鍵（赤音符）は低い方を踏みます。
（フィンガードと聞き比べると）その瞬間はパターンより低いPK鍵の実オクターブが割込みます。パターンや
Ctab では解決できません。それは仕方ないとしても、やはりBar 4,8 の高いＦ,G鍵は踏みにくいです。
フィンガードではLKのどのオクターブで弾いても、Bassアカンプ発音のオクターブには反映しません。
もしカスタムABCに PKの実オクターブを反映させないボタンがあれば、Bar 4,8のF,G鍵は高低どちらを
踏もうが、スタイルパターンのまま発音します。Bar 10,14 のG鍵や、Bar 16 のE鍵もそうです。
オクターブを反映させたい時もあれば、パターンのまま鳴らしたい時もあります。（SFFの仕組みでは解決
しませんので）この選択権をユーザーに委ねて欲しいと願う次第です。 16-32)のおまけもお試し下さい。
◆ 詰るところ、カスタムABC、フィンガード、シングル、とは何なのか？
クラビやポータの取説ではこれらは「コードの押さえ方」、すなわち「コード検出の手法」です。
この図の通り、コード検出法が３通り（ABCオフを含めると4通り） あるということです。海上に見える氷山は、
全体のごく一部に過ぎないと言われるように、表面的な演奏者の使用感では、指１〜３本で弾けるとか、
カスタムABCはオートベース機能、という表現に成りがちですが、本質はコード検出法の違いなのです。
STAGEAは検出法が3種類なので、そういう説明でも済みますが、クラビやポータ上位機は7種類もあり
使用感だと似ており（それでは説明できず）、すばり水面下の本質、「コード検出法」としています。
STAGEAユーザーの方々は、まずここを再認識しておかないと、スタイル理解の障害になるようです。
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