2009/07/04 (改) 09/08/20
感覚的に理解できている事だと思いますが下図で整理しておきます。 スタイルのBassパターン①と、
演奏者のPK押鍵②と、PKメモリーの状態③④による、PKボイスの発音の関係を示しています。
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Bassパターン ①を四分音符で ②のように踏み 続けた場合。 PKメモリーが OFFかONかで PK発音は異なり ます③④。 |
◆PKメモリーOFFの場合
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◎上図１小節目 パターン①通りにPKを踏む②とき、パターンより早めに踏んでも発音開始 点は矯正されますが、早めに離鍵されるため、音価は短めです（図１）。 もしパターンより踏むのが遅れると、そこから発音が始まるのでタイミングは 矯正されません。また押鍵途中でパターンが終わるので、音価は短めです （図２ 【注】 遅れ過ぎると無発音）。 また遅れて踏み始め、早めに離鍵すると、 演奏者の操作のままです（図３）。逆に早めに踏み始め、遅めに離鍵すると、 スタイルのパターンのままです（図４）。 これは長く踏み続けるとパターンの 単なる再生装置に成ることを意味します。 以上が基本の４ケースです。 ◎上図２小節目 パターンは二分音符ですが、それを四分音符２つに分割したくても、出来 ないのです。 パターンはあるのに、押鍵は無視されます（図５）。（←重要） ◎上図３小節目 パターン２拍目・４拍目は休符で、ここでのPK押鍵は無効です（図６）。 まあこれは図1, 2, 4 から判断しても、理解（納得）しやすいですね。 ◎４小節目は２小節目と、また５小節目は３小節目と同じ理由の動作です。 |
◆なぜ第２・４小節の緑音符は無視され、ノート分割できないのか？（図５）
なぜか？の答えは設計者に聞かないと分かりませんが、少なくともエレクトーン以外のStyle楽器では
無視されないと演奏者が困るのです。 ぜひ 12-10) CVP,PSR とELS の違い をご一読下さい。
Style楽器は本来Bass、Chord1/2、Pad、Phrase1/2 も、Add/Mainドラムのように鳴り続ける仕様です。
STAGEAで例えて言えば、XGサポートのバックバンドを再生しながら、手弾きする感覚なのです。
（左手ボイスは消音する事が多いのですが）左手ボイスでコードを自由に刻み鳴らしながら演奏する事もあり
ます。 この時にベースやコードアカンプまで分割しバサバサ刻んでは、バックバンドが台無しでしょ。
これを避けるのに白玉押鍵（初心者機能）するのでは、演奏者の自由度が大きく制約されます。 なので
コードが変わらないなら演奏者の刻み行為は無視しノート分割されない方が都合良いのです。
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