12-7）ドミナントセブンス（C7）の場合その2

第12章　SFF楽器のスタイル制御用鍵盤操作　　スタイル入門講座の目次へ戻る　　サイトTOPへ戻る

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2006/08/05　(改) 06/08/09
◆ ルートを最低音にとり、他の構成音をオミットしてみる

１-b７押鍵はC７の省略形として使えます。（但し特殊なルール有り）　
１-３押鍵（C）、１-５押鍵（C1+5）、１-８押鍵（C1+8）はこれまで通り
ですので説明は割愛します。

◆ ルートを最高音にとり、他の構成音をオミットしてみる

	C7を押鍵後、b７-８押鍵するとコードアカンプはコードC（Ｃ７ではありません）で、ベースアカンプがBbへシフトします。やはり１-b７（C-Bb）押鍵と、b７-１（Bb-C）押鍵は別物です。
	最高音をＣにとり、左のGを押下すると「C/G」という文字が検出コード画面に現われます。12-5) Cmの場合ではCm/G でしたね。（なお３-８押鍵は従来通り C/E ですので割愛します。）

ではPops & Rock の70's ８ビート（STAGEAではPopsカテゴリー）
のメインＣ で試してみます。フィンガリングタイプはＡＩフィンガード
(STAGEAはフィンガード) 。STAGEAはLK/PKメモリーをON、LKボイスの
音量はゼロ、全てのアカンプをバリバリの全開にします。事前にコードＣ７
で、ベースアカンプの元パターン（右図）を確認して下さい。

手始めにＢｌｕｅｓ（KeyC T=120）
で各小節を全音符で弾きます。

次に、２ノートフィンガリングで
７thコードを分解します。また、

元パターンでは３拍目は付点四分音符ですが、このリズムも変えて演奏（下記譜例）してみます。

全音符で押さえ、
細かく刻まれた
アカンプを得る
だけがスタイル
ではありません。
　
演奏者の手で、
リアルタイムに
制御できる点も
スタイルの魅力
のひとつです。
　
完パケで演奏者
の自由にならない
ＸＧサポートとの
大きな違いです。

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