第10章 スタイル互換が楽器にもたらしたもの  スタイル入門講座の目次へ戻る  サイトTOPへ戻る

117) 世界に流通するスタイルファイル
                                                         2005/05/05
スタイル互換による新しい魅力のひとつは、WEB上にたくさんのスタイルファイルが流通しており、
それを自分の楽器に取り込めるようになったことです。 個人系、楽器店系、本家ヤマハ系サイトから
有償・無償のスタイルファイルが入手できます。 Googleで「STY PSR」等のAND検索をすると、
それなりにヒットしますし、またリンクをたどりながらお宝を探すのも楽しいものです。

さてスタイルファイル人気の牽引役である、9000PROやTYROSなどのArranger Workstationsは
欧州を中心に人気を博しているようで、スタイル関連情報の多くは欧州大陸から発信されています。
英語サイトならば大きな問題はないでしょうが、残念ながら欧州大陸は非英語圏であるため、
どれが無償で、どれが有償のスタイルファイルかを見極めにくいサイトがあるのも事実です。

ここでは本家ヤマハ系サイトの有償スタイルファイルと、無償スタイルファイルをご紹介しておきます。
        【参考】 Styleが盛んな欧米はSTAGEAの標準扱い地区で、ELS用と銘打ったものは見当たりません。


◆ヤマハミュージックソフト ドットコム (Yamaha MusicSoft) http://www.yamahamusicsoft.com/
  音楽ソフトウエアのヤマハ公式オンライン ストアで、シッピング又はダウンロードで購入できます。
  シッピング商品としては、"SFF Style File Disks"($25.00-$25.95)という標準シリーズの他に、
  "PSR-9000 Style Disks"($25.00)シリーズがあります。
  またダウンロードによる電子データ販売では"Yamaha Power Styles"($29.95)シリーズや
  "★midi spot"($24.95-$37.75)の他に、Yamaha's European programming teamの手により
  作られた"European Style Collection"(1タイトル$5.95)があります。
  【注】 なお品選びや、ご購入は全て自己責任でお願いします。当サイトは一切の責任を負いません。

◆ヤマハ ムジカル ド ブラジル (Yamaha Musical do Brasil) http://www.yamahamusical.com.br/
  サンバの本場、ブラジルのヤマハサイトから、ノリノリのラテンスタイル10タイトルが無償DownLoad
  できます。
 トップページの下方にある「downloads」から入ります。
  【注】 もしClickしてMediaPlayer が起動するようなら、右マウスClick「対象をファイルに保存」でDownLoadします。
  さらにDownLoad中に、PCがStyleFileをSMFだと誤認し、
Samba1.STY が「Samba1.STY.MID」や 「Samba1.MID
  へ勝手に書き変わった場合には、下表を参考にファイルを右Clickし「名前の変更」で拡張子
STYに戻して下さい。
Style FileName Size Style FileName Size
Guarania Guarania.STY 13.9KB Samba1 Samba1.STY 18.9KB
Levada Levada.STY 16.8KB Samba2 Samba2.STY 24.9KB
Pagode Pagode.STY 10.9KB Samba Sambare.STY 17.5KB
Rastape Rastape.STY 20.7KB Xote1 Xote1.STY 15.9KB
Vaneirao Vaneirao.STY 14.1KB Xote2 Xote2.STY 17.5KB
  【注】 これらのスタイルは、MainA/B、 FillA/B、そして Intro と Ending は"2番"のみの記述です。他は空っぽ。

  DownLoadしたらスマメに移し、楽器にLOADします。 STAGEAではMDRではなく、RPPからです。
  直ちにUser48等に保存し RPPを終了させ、リズムのドットボタンからUser48等を選んで使います。
  さあ本場直送の最新ラテンスタイルを堪能して下さい!楽しいよ〜

それにしても、ごく普通のユーザが地球の裏側ブラジルから本場のサンバのスタイルをDownLoadし、
それをエレクトーンなどの楽器にセットして利用できる時代になったのですから、感慨深いですね。


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