第10章 スタイル互換が楽器にもたらしたもの  スタイル入門講座の目次へ戻る  サイトTOPへ戻る

10-9) カスタムABCとスタイルの新しい関係
                                                         2005/12/23
 (前ページよりの続き) コードアカンプにオンベース設定を含むSTAGEAのプリセットスタイル。
OnBassList2
 マーチやラテンのスタイルは、比較的アカンプのオンベース追従が聴き取りやすいですね。

 また「クラシックワルツ」のピアノはコード1とコード2に分離されていましたので分かりやすいですが、
裏のch1〜8を動員し、ベースルートだけのパターンのチャンネルと、それ以外のパターンのチャンネル
を「同じコード1」に同居させたスタイルも多く、これらでは注意深く聴かないと分かりにくいでしょう。

 さてこのようにスタイルの互換性を保つため、カスタムABCはもはやベースアカンプ専用とは言えず、
「踏んだPKの音を刻んでくれる機能」という解釈では説明できなくなりました。
 リズム、ベースアカンプ、その他のアカンプが一体化したスタイルファイルの再生という目線から、
STAGEAのカスタムABCを捉える必要があるでしょう。

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