2005/05/01
もちろんSFF（スタイルファイルフォーマット）が制定される以前の昔から自動伴奏はありました。
なんといっても元祖ＡＢＣはエレクトーンBKシリーズから始まったのですから。
その昔には、各楽器独自の伴奏ファイルの保存形式が存在しました。
【1993年発売 クラビノーバ CVP-83/85/87時代の ＡＢＣファイル】
スタイルファイルフォーマットのすごいところは、ポータトーン（PSR）、アレンジャーワークステーション
（PSR-8000,PSR-9000,9000PRO,TYROS）、コンテンポラリーピアノ（PF）、ポータブルグランド（DGX）、
エレクトーン（ELS,AR）といった異なる電子楽器間でスタイルファイルが継承できる様になった点です。
SFF対応のポータトーンで音楽の世界に入門し独習していた人が、やがてクラビやエレクトーンに興味
を持ち、音楽教室の門を叩くことになったとします。
教室にCVPやSTAGEAがあれば、とりあえずこれまでコツコツ練習してきたポータトーンのプリセットや
ユーザースタイルファイルを持ち込んで、レッスンをスタートさせることも出来ます。
そしてエレクトーンに買い換えたあとも、これまでポータトーンで自作してきたユーザースタイルが、
全てそのままSTAGEAに継承されます。 異楽器なのに画期的ですよね！ すごいです。ヤマハさん。
| 型番 | 種類 | 税込み 価格 |
Preset Style |
Style 製作 |
MEGA Voice |
STY Load |
STY Save |
記録 メディア |
| ELS-01C | エレクトーン | \1,081,500 | 274 | ○ | ◎ | ◎ | x | SM/FD |
| ELS-01 | エレクトーン | \693,000 | 274 | ○ | ◎ | ◎ | x | SM |
| CVP-309PM | クラビノーバ | \661,500 | 386 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | SM |
| CVP-309PE | クラビノーバ | \630,000 | 386 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | SM |
| CVP-307 | クラビノーバ | \525,000 | 386 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | SM |
| CVP-305 | クラビノーバ | \399,000 | 308 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | SM |
| CVP-303 | クラビノーバ | \294,000 | 258 | ◎ | x | ◎ | ◎ | SM |
| PSR-3000 | ポータトーン | \220,500 | 240 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | SM |
| PSR-1500 | ポータトーン | \157,500 | 190 | ◎ | x | ◎ | ◎ | SM |
| DGX-505 | ポータブルグランド | \92,400 | 135 | x | x | ◎ | x | SM |
| DGX-305 | ポータブルグランド | \66,150 | 135 | x | x | ◎ | x | SM |
| PSR-450 | ポータトーン | \52,500 | 140+5 | x | x | ◎ | x | FD |
PSR-450, DGX-305/505, ELS-01/01C はスタイルファイルを他データファイルと合体保存するため、
STY単体としての保存は出来ません。 STAGEAにはぜひバージョンアップで対応して欲しいところですね。
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