2006/09/09
シングルフィンガーとの比較例を示します。基本的にLKのボイシングは一切考えないものとします。（LK消音）
【注】 カスタムモードでもしBassが踏めるならば、左手押鍵は随分緩和されますが、あくまで導入期という前提です。
黄色の鍵盤は演奏者の技量に応じ、押さえても、押さえずに２ノートで演奏しても良い鍵盤です。
LKを消音し、スタイルだけを鳴らしていますので結果は同じです。
◆ Ⅰ → Ⅵm → Ⅳ → Ⅴ7 Fはフル押鍵（A-C-F）の方が簡単かもしれませんね。
◆ Ⅰ → Ⅵm → Ⅱm7 → Ⅴ7 いわゆるイチ・ロク・ニー・ゴーです。
m7には2ノート型の押さえ方はありませんし、第一転回形（Dm7: F-A-C-D）もありません。
入門者向けにDm（D-F）に簡略化するのも一策です。
◆ Ⅰm → Ⅳm → bⅦ7 → bⅢ Fly me to the moon, やさしく歌って ・・・などなど
◆ Ⅰm → Ⅳ7 → bⅦ7 → bⅢ 「恋は水色」 | Am,D7 | G7,C | T=106 など
左右の移動が大きく、シングルフィンガーでも入門者にはやや難しいかもしれませんが、
といって２ノートフィンガリングでもそんなに簡単ではないでしょう。
結局、転回形のない２ノートフィンガリングはシングルフィンガーと同じ宿命をもっているようです。
どうやら正規のコード押鍵（フル押鍵）と、うまく組み合わせていくのが良さそうな気がします。
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