第11章 スタイルコントロールとリアルタイム演奏 スタイル入門講座の目次へ戻る  サイトTOPへ戻る

11-47) メインの特定小節だけをリピートさせる
                                                         2005/11/11
SFF楽器のフィルインやブレイクの解除機能には副産物があります。
この機能を使うと、メインパターンの1小節目あるいは2小節目だけをリピートさせることができます。
【注】 このテクニックはフィルインでも、ブレイクでも使えますが、3小節目以降の小節はリピートできません。

◆メインの1小節目をリピートさせる (1拍目でダブル押し)
左のようにフィルインの挿入・解除の間隔をどんどん短くしていくと、
最後にはカチカチとダブル押しになります。
メインの1拍目でダブル押しを繰り返すと、1小節目(「表」や「起」)
のパターンを何度もリピートさせることができます。

2小節パターンなら2回リピートさせると表裏反転しません。 表R1表R2→裏

4小節パターンでは4回リピートさせると戻ります。 起R1起R2起R3起R4


◆メインの2小節目をリピートさせる (4拍目でダブル押し)
また4拍目でダブル押しを繰り返すと、2小節目(「裏」や「承」)のパターンの再生が続きます。
ただし解除操作は最後の8分音符を越えた位置(予約可能区間)に入らないようにします。
予約可能区間でフィルイン解除しようとして押下すると
「次小節=フィルイン」の再予約になってしまいます。
2小節パターンなら2回リピートさせます。 →裏→裏R1→裏R2
                                【注】 裏になるのを待って、その4拍目から繰り返します
4小節パターンなら4回リピートさせます。承R1承R2承R3承R4

くどいようなら、2回リピートにもできます。承R1承R2

                                【注】 承になるのを待って、その4拍目から繰り返します
何かインパクトあるパターンを1小節目や2小節目に置き、演奏時の盛り上がりに応じてダブル押し
テクニックでリピートさせ、そこを強調演出してみるのも、時には面白いでしょう。

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