第11章 スタイルコントロールとリアルタイム演奏 スタイル入門講座の目次へ戻る  サイトTOPへ戻る

11-4) 2つのコードSTART
                                                2005/06/19 (改) 05/08/24
シンクロスタート待機とはコード鍵域(STAGEAではLK,PK)の初押鍵を監視している状態です。
もし検出すると直ちにスタイル再生を開始させます。 シンクロストップ待機とはコード鍵域からの
完全離鍵を監視し続けている状態で、検出すると直ちにスタイル再生を停止させます。
初期のスタイル楽器では、エレクトーン同様にシンクロスタートボタンひとつでしたが、
PSR-230/220(1996年)より「シンクロストップ待機」のボタンを分家させて現在に至っています。

コードSTART(シンクロストップ待機つき) 事前にスタイルボタンをON (STAGEAではABCをOFF以外) に
PSR/CVP 操作 STAGEA
シンクロ ストップ を押します
シンクロストップとスタートの両方のランプが点灯します
(STAGEAでは Synchoro Start ボタンを押す→)
シンクロスタートと シンクロストップの待機状態になりました

【コードSTART】 ACC鍵域を押鍵するとスタイル再生が始まります
シンクロスタートは役目を終えたため押鍵と同時に消灯します
(STAGEAはシンクロストップ待機が有効なので消灯しません→)
 < スタイル停止と次への準備 >
完全離鍵するとスタイルを停止し、次のコードSTARTに備えます
つまりシンクロスタートのランプが自動的に復活します

コードSTART(シンクロストップ待機なし) スタイルOFF (STAGEAではABC=OFF) ではch9,10は常時この状態
PSR/CVP 操作 STAGEA
シンクロスタートを押します
(STAGEAでは Synchoro Start ボタンを押す→)
シンクロスタートのランプが点灯します
シンクロスタートの待機状態になりました
(STAGEAではボタンが兼用ですので、この時点では、
シンクロストップ待機も含まれてしまいます→)

【コードSTART】 ACC鍵域を押鍵するとスタイル再生が始まります
シンクロスタートは役目を終えたため押鍵と同時に消灯します
(STAGEAはシンクロストップ待機が有効なので消灯しません→)
STAGEAでは LKを押鍵している指を全て離すまでの間に
手際良く右手を伸ばして START ボタンを押下します
これでSTAGEAでもシンクロストップ待機が解除されました

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