2009/12/06
スーパースターは（AI）カスタムABCの特徴である 「練習段階に応じた ステップアップ式の押鍵方法」
が適合しやすい曲です。 良い機会ですので、ここで復習しておきましょう。
下図：上がＡＩフィンガードの２ノートフィンガリングを最大限に用いた押鍵です。（AI）カスタムABCは
この低い鍵をPKに代えられます（下図：下）。 つまり LK１鍵＋PK１鍵 が新たにサポートされました。
シングルフィンガーは（例えばAｍの指定に）コードトーンにない黒鍵を用いますし、 またEL時代までの
フィンガードコードは（5度鍵の省略などはありますが）コードトーンのフル押鍵が基本で、この両モードには
押鍵方法の関連性や継承性などありませんし、それぞれ融通も利きません。
STAGEAの（AI）カスタムABCは、PKでBassルートを踏む前提で、左指一本から始じめて（STEP1）、
それが部分的に指２本になり（STEP２）、最終的には（Bassルートや省略可鍵を除くことはあるが）コードノートを
すべて押さえるフル押鍵へ移行できる（STEP3）、新しいABCモードです（適用効果は演奏曲によります）。
練習の段階に合わせて、押鍵方法を適時ステップアップできる優れモノですので、私達おじさん世代
の入門者には心強い味方ですが、この特徴を活用した練習譜/曲集は出版されてないのが現状です。
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